研究が楽しいとき

昨日、就活を終えた先輩と話しをしました。その中で「研究が楽しいのは、いい結果が得られたとき?それとも、その結果を誰かに報告するとき?それを考えるだけでも、自分のやりたいことが見えてくるよ。」とアドバイスされました。

 

私はその時、とりあえず後者と答えました。しかしよく考えると、いずれでもありませんでした。私が楽しいのは、得られた結果について、教授や先輩、同期とディスカッションしているときです。実験前の仮説が正しいのか、その根拠は何なのか、これまで明らかにされた理論で全て説明がつくのか、全く新しい現象なのか。それを議論しているのが一番楽しい時間です。

 

私がこの1年間所属した研究室は、厳しいことで学内で有名でした。ただ私は、前述の考え方を得た点においても、この研究室を選択して良かったと考えています。物理は楽しい!!